トムとダコタとスピルバーグ!『宇宙戦争』 [Movie]
トム・クルーズとスピルバーグ、そしてあのダコタちゃんがタッグを組んで、100年以上も前の宇宙小説を映像化した作品、宇宙戦争 。
地中から巨大なタコロボットがゾクゾクと出現し、街を破壊し、人間たちを殺していく。それは宇宙人が操る殺戮マシーンだった・・・
けどね~、そのタコロボット、ひと昔前のタコのような火星人(といえば想像できるかな~)のようなかたちをしていて、どうも古臭い。
まぁ、原作が古いから仕方ないのかしらね~
と思いつつも、いまいちリアリティ感に欠けていて苦笑い。
それでも、次々に人間たちを襲っていく彼らには、さすがに身震いしましたけどね。
そしてこの作品は、殺戮マシーンの宇宙人だけじゃなく、トムと子供たちの家族愛も割と丁寧に描いております。
娘のダコタちゃんはおびえてキャーキャー叫んだりはもちろん、あまりの恐怖に凍りついて声も出ないなんて表情もスゴイんです。
さすが天才子役!と言われるだけあるわ~~。
トムは普通の中年オヤジなんだけど、走っている姿やとっさの判断で手榴弾の留め金を引けるあたり、どうしてもミッション・インポッシブルのイーサンとかぶってしまいました。(私だけ?笑)
結局ラストは、シールドは破壊された(その辺よく分からないけど・・)タコロボットたちは、人間の兵器で簡単に破壊されていくんだけど・・・
そして気味の悪い宇宙人たちも地球環境に適していなかったようで、脆くも息絶えていくんだけど・・・
最初は最強マシーンの前に観ている私も絶望的に思えたのに、敵は意外とあっさりと堕ちてくれて、、、まぁ、めでたし、めでたしということで~(笑)
そうそう、ティム・ロビンスもちょこっとご出演してましたね。
似てるけど・・・別人? だってこんなチョイ役で~?
と半信半疑だったけど、やっぱり本物でした。(笑)
一般的な評価としてはあまりよろしくなかったこの作品。
でもダコタちゃんの演技で恐ろしさは十分伝わったし(爆)、人間の狡さや弱さ、怖さも垣間見えて、なかなか楽しめた作品でした。
こちらは原作。
The War Of The Worlds (Penguin Classics)
- 作者: H. G. Wells, Patrick Parrinder
- 出版社/メーカー: Penguin Classics
- 発売日: 2005/05/31
- メディア: ペーパーバック
コメント 0