偽りと欺きの極地 『デセプション・ポイント』 [Book]
今回はホワイトハウスで繰り広げられる、何重もの駆け引きと陰謀です。
ホワイトハウスやNASAの仕組みも中身もほとんど分かっていないんですけど
それでもヴァチカンやキリスト教、秘密結社、ダヴィンチの謎なんかに比べると、いくらかは親しみやすいような・・・
で、前2作以上にスリリングで、アクションシーンも満載。
主人公たち、何回も訪れる危機にも奇跡的に助かり続けてます(笑)。
まぁね、主人公が死んじゃうとそこで終わっちゃうからね。
そうそう、船の上での攻防戦、展開が早すぎて活字を追っていくのに必死で
その状況が分かりにくかったな~
とりあえず危機一髪助かったってことはよーく分かりましたけど。(爆)
宗教や歴史などとは無縁な内容なんですけど、
前2作と同じく、実在する施設や機関などを多用し、
あと驚いたことにこの本で描かれている科学技術も事実に基づいているらしい。
ストーリーそのものはもちろんフィクションなんだろうけど、
でもいろんなことが秘密裏ですすめられているという事実に怖さを感じました。
それにしても、ダン・ブラウン氏の作品、どれもスケールの大きさに圧倒されてしまいます。
そして次回作が待ち遠しいです。
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